THE STRONGEST GEAR
クラッグのファーストモデルであるT-GRABICは、世界一過酷と評されるアメリカのレース、Baja 1000(バハ)に参戦したマシンに装着されていたワンオフ鍛造のシグネチャーモデルをもとに誕生したホイールでしたが、そのT-GRABICをより強靭に、そして新たに機能美を得たのがこのT-GRABIC 3です。T-GRABIC 3はBaja 1000(バハ)で常に結果を出し続けている塙郁夫選手のノウハウが随所に盛り込まれたオフロードホイールです。例えば、砂の排出性や衝撃に耐える強度、タイヤを保持する性能など、どのディテールにも意味があります。
T-GRABICのネーミングには「あらゆる地形を走るうえで、重力や衝撃を制する」という意味がこめられ、名実ともにタフなイメージを裏切りません。
T-GRABIC3(クラッグ ティーグラビックスリー)ネーミング由来
T=TERRAIN(地形)
GRA=GRAVITY(重力)
B=BOUND(跳ねる)
I=IMPACT(衝撃)
C=CONTROL(制する)
Ⅲ=Version 3
標準カラー
アウターリムフランジ形状で立体感を演出
①T-GRABICとT-GRABIC2のビードロックリングテイストから一変、アウターリムフランジをシンプルにし、リムフランジより少し内側に、ピアスボルトホールに見立てたディンプルを置くことにより、よりデザイン性の強いホイールに仕上がりました。
②ツインスポークはリムに差し掛かる直前に、一段落としたデザインにしています。これにより、スッキリとした足長感をコンケイブ形状で見せることができます。更に、独立したスポークは天面ポリッシュ加工が可能になり、今までにないT-GRABICのカラーバリエーションを構築することができました。
特殊なデザイン形状で剛性強度の強化
スポーク外周部には新たな試みとして、ツインスポークの間にトラス形状(トラスフレーム)を組み込むことでより強靭に、そして、美しいデザインに仕上げました。6ツインスポークより1段下にこのトラスフレームを設けたことにより独特のデザインを演出するだけでなく、剛性を高め、全体の強度を確保する役割も担っています。
レーシーなオーナメントキャップを新設定
新設定のオーナメントはT-GRABICの無骨なレースイメージを一新させ、ホイール全体のデザイン性を向上させました。
5ホール用と6ホール用の2サイズを用意し、ホイールのデザインバランスを崩さないように設計されています。
P.C.D.周辺のデザインにもこだわりポイントアリ
安全基準の証(VIAやJWL)とWORKロゴをP.C.D周辺に配置することで、リムフランジ外周部をシンプルかつ美しく仕上げることができました。
装着画像一覧